ご 挨 拶

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― ご 挨 拶 ―

弊社は、偶然にも、創業日も設立日も11月15日(坂本龍馬の誕生日)ということもあり、志を少しでも高くもつようにこころがけいます。

私自身、毎日ごくごく僅かな時間ですが「 自分はどこから来た何者で、どこへ向かおうとしているのか。また、何のために生きているのか。」という自問自答する時間を設けています。

できれば、いち民間会社である弊社が覚悟をもった行動を起こすことで、長期下降トレンドという悪い流れの日本経済に楔( くさび )を打ち込み、少しでもこの流れを変えられればと思っています。

貴方も同じような「 思い 」をお持ちだと思いますが、私も「 この日本を潰すわけにはいきません。将来世代に正しくバトンを渡す責任があります。」という思いを持っています。

このような思いがあるため、2011年、アナリストという立場から国内の各省庁が公開する統計データを元に、日本経済復活への最も効果的で効率的な施策は、( 当然、強い反発が予想されましたが )「 高過ぎる日本国内の家賃水準を引き下げること 」という政策提言を行ってきました。

かなり強い逆風に遭ってきました。

2017年、ようやく、この提言が正論であるという裏付けが次のように得られました。

すでに放送されたようにNHKは、日本の閉塞感を打破する手がかりを求めて、東京大学教授 坂田一郎氏、京都大学准教授 柴田悠氏らと共同で人工知能を開発しました。

この人工知能が、日本国内の膨大な統計(データ)から相関関係を示唆し、日本経済復活への最も効果的で効率的な手法は、国内の家賃水準を引き下げる、という結論を導き出しました。

政策提言し続けてきたことを、NHK、東京大学、京都大学が開発する AI(人工知能)が裏付けてくれる結果となりました。

ですが、家賃水準の引き下げ問題については利害の対立が激しい分野であるため、日本国内では政治家はこの分野に手をつけたがりません。また、政治的な努力もあり、現在は地価も上昇傾向に転じています。

そのため、日本がかかえる課題を解決するために「 小規模な、いち民間会社が他にできることはないのか?」と模索する日々が続いていました。

そうこうしているうちに、「 日本経済の復活 」どころか、この国は「 持続可能な社会 」ではない、という状況までに至ってしまっています。

かろうじて東京オリンピック開催と大阪万博開催予定ということで、この国は持ちこたえいるように感じます。

現在の日本の最大の課題は、「 生産年齢人口の急激な減少 」にあると考えています。

だからと言って、外国人労働者を大量に日本国内に受け入れてしまうと、近い将来、様々な、深刻な問題が生じることは、世界の他の国々を見れば明らかです。使い捨てにはできないのですから・・・。

そのため、デジタル技術でこの課題(問題)を乗り越える方法がないのか、同時に既存の社員を失業させることなく生産性を向上させる方法はないのか、日夜考え、開発に勤しんでいます。

こういう事情で、現在、IoT Presenter の Webunshin に特に力を入れています。

ところで、現在、私自身、両親が高齢となり、渋谷区東から実家のある佐賀県の田舎へと移り、両親とともに暮らしながらソフトウェアの開発に専念しています。

以上のような「 思い 」と田舎暮らしという事情を、ご理解いただける方と、お取引できればと思っています。

よろしくお願いいたします。

納富 明利